42度の湯船の中にじっくりつか り、ザブッと上がり湯を浴びて脱衣場へ・・・扇風機を全開にして、目の前で汗を吹き飛ばす。ギンギンに冷えたコーヒー牛乳をぐびっと飲み干せば、これぞ湯上がりの醍醐味であろう。
風呂屋であびるドリンクは、ビン入り牛乳系統で無ければいけない。これが紙パックや缶ジュースなどになると邪道だぁ・・・・と謂いたいところだが、やはり時世、今は冷蔵庫の中の3分の2以上は缶入り飲料が占めている。
「それでもやっぱり風呂上がりはこいつにかぎるね。」と、タオルを巻いた腰に手をあて、胸をそらして一気にコーヒー牛乳を飲み干す銭湯通は今なお健在である。