ファイナルファンタジー7のとある謎

1997.3.18


 何を今さらって気もしますが...
以下、ネタバレ大注意!!



































す。












mail



い。
あて先はこちら

penguin@mail.wind.ne.jp

 これくらい空ければいいかしらぁ?^^;

 さてFF7。只今の状況は2回目のディスク2半ば。一度は無事に?エンディングを迎えたゲームを何故もう一度??
 飛ばしてしまった様々なイベント(チョコボを育てたり、エアリスのレベル4とかぁ...)もですが、最初のプレイでどうしても気になった点を確認したいって気持ちの方が大きいのです。

 それは【クラウドの正体】

 結局、彼は何だったのでしょう?

 クラウドは、セフィロスによれば、ジェノバ細胞から宝条博士によって作り出されたセフィロスコピーのナンバーなし、つまりは失敗作であったとされています。彼(=クラウド)が作り出されたのは5年前のニブルヘイムの惨劇の後。それ(=セフィロスコピー)故に、彼はセフィロスを追い、リユニオンすべく約束の地を求め、黒マテリアをセフィロスに渡し、あまつさえエアリスに刃を向ける事になります。
 これはこれで納得のゆく説明です。
 ティファが彼をクラウドだと思い込んだのも、彼女自身がニブルヘイムの惨劇を忘れようとして求めた幻想なんだとすれば、それなりに納得のゆく解釈です。あるいは、ティファにもジェノバ細胞が...
 しかし。
 物語の中でクラウドとティファの出した結論は、そしてそれが真実であるように見えるのですが、クラウドはけしてセフィロスコピーなどではなく、ティファの幼馴染みのクラウドその物であると云う事です。
 ソルジャーを目指して、そして叶えられなかった彼の想いは、ニブルヘイムの壊れた魔晄炉で、ジェノバとセフィロスに関わった時に浴びた魔晄によって結実したのでしょう。この辺り、物語の中では説明されていませんが、一般人が、仮に素質があったにせよ、ソルジャーそれも1stにはなれる物ではありません。ソルジャーになるには魔晄の力が必要です。そして、クラウドが魔晄を浴びたとすれば、それはニブルヘイムの惨劇の時しかありえないはずです。
 だとすると、クラウドの行動が説明が付かないのです。
 クラウドの体内のジェノバ細胞によって、彼はセフィロスに操られていたはずなのです。
 いや。ジェノバ細胞なしには不可能なはずなんです。
 では。誰がクラウドの体内にジェノバ細胞を注入したのか?

 ヒントとなりそうなのは、神羅屋敷に残された宝条博士に宛てた報告書なんですが...
 残念ながらその中の逃げ出した二人のサンプル、一人はソルジャー、もう一人は一般人であったとされていますが、そのどちらもクラウドには当てはまらないのです。一般人の方は、恐らくクラウドとエアリスが会った土管の中の最初のナンバー持ちだと思います。そして、ソルジャーの方は神羅の追跡者の手によって命を奪われています。もちろん、この報告書が、宝条博士に向けて真実を伝えているとは限りませんし、死んだと思われていたソルジャーが生き延びていた事も考えられます。しかし、ニブルヘイムの惨劇の当時はクラウドはソルジャーではありませんでしたから殺されたサンプルはクラウドではありえません。

 宝条博士もクラウドを失敗作だと思った所を見ると、どうやらナンバーなしのセフィロスコピーは何人かいそうです。そして、クラウドはその中の一人なのかも知れません。ニブルヘイムの惨劇の場で、傷つき倒れたクラウドにジェノバ細胞を注入したのは宝条博士なのかも知れません。ティファを助けた人がいるように。
 実は...このティファを助けた人がいるってのは人から聞いた話です。私がその手紙を読んだわけではありません^^;
 それ(=助けた人がいる)を知る前は、ティファにもジェノバの血が流れていると思っていたのです。
 ですから、もしかしたら物語の中でクラウドの謎を解いているのかも知れません。
 あるいは、私が大きな勘違いをしているのかも知れません。

 どんな事でも構いません。

 私はこう思う。
 ここにヒントが隠されている。
 ここに説明されているよ。
 皆様の情報をお待ちしています。

 と書いた(3/17)後で、ティファへの手紙を読みました。
 この手紙によると、神羅の兵士が惨劇の現場にいた何人かの生き残りを研究材料として連れ去ったとされています。魔晄炉からもそれには含まれるのでしょう。
 クラウドの言葉によれば、ソルジャーになるには魔晄を浴びるだけでなく、ジェノバ細胞が必要だとの事。
 あぁ勘違い^^;。すっかり忘れておりました。
 セフィロスを含めたソルジャーは全て、普通の人間にジェノバ細胞を埋め込んで、その後、魔晄を浴びさせた物でしたね。
 根本の所で勘違いしていたのは、セフィロスコピーと云うのは、ジェノバ細胞を元に、無から作り出された人造生命なんだと思っていた事ですね。あぁ恥ずかしい...
 原料−これは生身の人間って事になりますが−にジェノバ細胞を注入した後、魔晄に何時間かさらした物がセフィロスコピーだと云う解釈で合っているでしょうか。そしてそれはソルジャーも同じ事。
 そういえば、レッドもセフィロスコピーのナンバー13でしたね。
 って事は、最初にあげた疑問は解決される事になります。
 クラウドの体内のジェノバ細胞が、セフィロスに共鳴する事で操られる事を可能にしたと。
 残る謎は、誰がいつ、クラウドにジェノバ細胞を埋め込んで魔晄を浴びさせたのか?と云う事。
 そして、どうやってクラウドは逃げ出したのか?と云う事。



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