HomePageについて思った事
1996.7.10
HomePageについてちょっと考えてみた。
CD-Rom Fan と云う雑誌に、リンクをさせていただいている矢崎麗夜さんが連載を持っている。
そのエッセイの中でワタシのHomePageの画面写真と名前を載せていただいた。嬉しくて、普段は立ち読みで済ませるその雑誌を買った。
HomePageを紹介している雑誌や書籍はとても多い。はたして売れているのだろうか?
これほど流行る前(なにしろワタシがHomePageを持っている程だから)であれば、売れたよね、きっと。
自分で面白いurlをあれこれ探すのは面倒だもの。リンク集はそれなりに役に立つ。
見てもらうのがHomePageの意義なのかは知らないけれど。
多分、そこに勘違いが産まれたんだよね。
参照数が多い事が偉い事なのだと。
営利目的の企業(や個人)ならば、参照数の多さは目的の一つだから。
サーチエンジンはまた別ですが(いや、本来は同じ観点から見るべきなんだろうけどね)、数の論理と云いますか、リンクをいっぱい張っているPageは偉い!力がある!俺は人気者だ!
…は、やはりどこか間違っていませんか?
参照数の多さを誇るのは、同じ所に源があるように思うのです。
さて雑誌。
アダルト系の紹介は、当分需要があると思います。
これから売れるかも知れないHomePageの紹介雑誌は、自薦のHomePageを、なんのフィルターも通さずに紹介する物ではないかと思います。
形態としては月刊誌かな。
巻末の綴じ込み葉書で「あなたのHomePageのurlを教えてください」ってやるわけですね。
本文250ページとします(なんの意味もない数字ですが)。
1頁に6人の方のHomePageを、urlとTopPageのキャプチャ画面に加えて自薦の言葉を載せて、サイコロを転がして付けた☆評価で飾るわけです。
さぁ、これだけで1500人には売れるぞ^^;
自分のPageが本にのったら、きっと買ってしまいます。
定期購読をしてもらおうなんて甘い考えは、はなから諦めるわけです。
これならばこちらから取材するわけではありませんから「本を送るのが礼儀ってものでしょぉ?もぅぷんぷん(怒)」なんて事態にはなりません。
三万部として、倍率20倍なら載せない事に理由も付けられるという物。
間違えても「辛口に」なんて切っちゃ駄目よ。誰も貴方の審美眼なんて信じてはいないんだから。
「掲載に当たっては、編集部独自の観点から
1.Page内データの総容量
2.テキストと画像の比率
3.HTML文書の美しさ
4.ブラウザからの独立性
5.内容の独自性
の5点を、各20ポイントで評価し、荷重平均が☆3.5以上となったPageのみを掲載いたします」
くらいにしておきましょう。
巻頭カラーの8ページには、自称ネットジェニックさんの、本人が送ってきた顔写真も載せてあげましょう。
売れると思うんだけれどなぁ。
もしかしたら、もうあるかも知れない。
あったら教えて下さい。早速買って応募します。
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