“1”の人
いつ逢ってもたいして変化の無い事が特徴といえば特徴です。ところが逢うたびに全然違っている場合もあります。どういう事かというと、環境が変ると今までのことを平気で投げ捨てて順応してしまうからです。その変化した時に偶然出くわすと、すっかり変ったように感じます。しかしその環境に落ち着くと、いつの間にか素のその人に戻ってしまいます。
対外的特徴として、順応性と社交性というのが根差しているため、かえって対人関係に無頓着で無愛想な人が多い様です。思春期位まではラクして明るく振る舞えるので愛想も良いですが、成人する頃には飽きてしまうため、思考や感情が表に出にくくなります。何を考えているのか解らないと言われがちです。特技や能力、趣味や嗜好なども表に出にくいため何かの専門にあっても“らしさ”が感じられません。
ですから、“1”の人は感情の起伏が激しくなったり能力や好みを主張する様になったら要注意です。
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“2”の人
実際には地味で堅実な人柄ですが、現在は華やかでハイテンポと言うことが好まれるため“2”の人は常にペースを乱されがちです。そのため色々な事に手を出し各々を一生懸命やる訳ですが、周囲の人はその部分部分しか見ませんので、良く知れば知るほど難解な感じを抱きます。
対外的特徴として、物事に固執し易いため他人の認識を軽いモノと捉えてしまい、一人親分的態度をとりがちです。しかし長い期間をかけて、良くも悪くも人や状況をを変える力が有ります。どちらかと言えば2番手に位置しやすく目立たず底辺を支えます。
ただし、自分の存在や功績を主張し始めると本人も足場をなくして不安定になり、その集団もあやふやになるため要注意です。
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“3”の人
自分自身の内側に秘めた価値観や常識観念を、とても大切にする傾向の強い人が多い様です。そのため先陣を切って自分の考えを述べたり、感情表現を豊かにすることで他人の価値観が自分の中へと侵入するのを防ごうとします。
対外的特徴として、社交面が弱く回りの人が注目をしてくれる事で調子が出てきます。微妙な駆け引きが下手で意見を通すか引くかのどちらかになります。自信が有る無しで極端に違うため、おだてに乗り易い傾向があります。環境がその人にとって良いと感情表現がはっきりし、悪いとまるで無表情になってしまいます。
他人に泣き言を言う様になると要注意です。
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“4”の人
“3”の人と似ていますが、よりマイルドでその分、引くことが出来て協調性もあります。自分自身の内側に秘めた価値観や常識観念の妥協範囲が広く取れる器用さはありますが、絶対に譲れない部分の思いは強く、その時の感情の出方は大変激しいものとなります。全体的に淑やかで物腰の柔らかい明るい感じですが、やや引いて見せながらも絶対に譲れない部分への主張は通そうとします。
対外的特徴として、大切な価値観が疎通できる人と群れたがる面があるため、その価値観を解ってくれる人への信用は絶大なものとなります。
価値観の部分が大切にされても喜ばなくなったり、踏みにじられても怒らなくなると要注意です。
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“5”の人
思春期位までは困惑したり悩んだり誰でもすることですが、“5”の人の場合のその内容は、欲望の強さと義理堅さの狭間を揺れることがメインになります。成人した頃になると生まれ持った自分の性質に慣れてきて、表向きは寛大で忍耐強く温厚でもの静かになりますが、逆に芯は頑固で強引になります。
対外的特徴として、(義理堅さ)=(優しさ)、(欲望の強さ)=(厳しさ)と、言う図式が出来上がります。欲望を達成できるテクニックを身に付けると統率力を発揮してリーダー的存在になります。集団に対して影響力が強い為、信用されるかうとましがられるかのどちらかになります。調子が良くノッて居る時は誰にも止められませんし、落ち込んでいるときも誰も手を貸せません。
欲望が達成でき義理がきちんと通せる時は良いのですが、両方ともうまく行かなくなった時が要注意です。
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“6”の人
社会性や集団性を尊重しモラルやセオリーを好みます。現在自分の所属している社会や集団が向いている価値観は何か、今その時の常識観はどうかと言う事を気にかけ、それに対しての自分の在り方や周囲の人達の個人個人の意味を常に念頭に置いています。
対外的特徴として、どちらかと言えば大人しく破天荒な人は少ないのですが、人によってモラルに対してはアンモラルでといったセオリーを踏んで、常識をはずしている人がいます。一見控えめな感じを受けますが話しをすると結構きつい部分を覗かせます。集団の常識や社会性と、自分の認識や周囲の人達の微妙な非常識さに常に憂いでいる事が多いので、割と文句が多い様です。ところが誰かが何かに文句をいい始めるとなだめてしまいます。持ち前のバランス感覚とモラリストな部分がそうさせます。
突然非常識になったりアンモラルと決め付けている人の話しを素直に聞き始めたら要注意です。
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“7”の人
大人しくて華やかでトレンドを自然に受け入れ、ソツの無い感じを与える人が多い様です。
仲間意識が強く同じ年齢の人とはこじんまりと良くまとまりますが、存在感の弱い面があります。しかし油断していると非常に強い自尊心と批判精神を持っていて、負けず嫌いさを思い知らされます。
対外的特徴として、誰でもそうかも知れませんが特に“7”の人の場合、何らかの願望を持っていても実行力に欠けるため、なかなか達成できません。だからこそ内在した自尊心と批判精神がさらに強くなってしまいます。有る程度の他人から受ける世話は好きなのですが、余り近づき過ぎると素っ気なく断わってしまいます。
ゴネているうちは大丈夫ですが、強がりを言ったり人に物事を押し付ける様になると要注意です。
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“8”の人
“8”の人の場合、人当たりの良さそうな人ほど、物事への迷いの多いのが特徴です。旺盛な好奇心でチャレンジするというより、迷いを断ち切るためにとりあえず何でもやってみると言った傾向にあります。「何でもやってみないと解らないよ。」と言う言葉からは、バイタリティより自分が所属すべき物を知る手がかりが欲しい、と言う気持ちが感じられます。
ですから対外的特徴として、沢山の資格を取得したり、社会人になってから学校やカルチャーに行き始めたり、逆に平気で何年も浪人したり、職を幾つも変えたりします。感情面では鬱積して行って切れることが時々有ります。体調に対して神経質でちょっと具合が悪いと大げさな対応をします。
バラエティに豊んだ生活を送らなくなり、寡黙になってくると必ずキレるので注意して下さい。
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“9”の人
普段は朗らかですが実は激情タイプというのが“9”の人です。(自分の世界観)=(一般常識)と言う認識が底辺に強く有り、自己の価値観を侵害した人は常識はずれと見なして、怒るというより叱るという感覚で感情を爆発させます。逆に考えると「自分は他人のために我慢している」と、言う認識が強いのも特徴です。リーダーというより参謀的な位置にいます。
対外的特徴として、疑い深いと言う意味ではなく、自分以上の人間はなかなかいないという無意識に近いような認識があって、なかなか人を信用しません。しかし特に美意識や良識に対して疎通する人をパブリックな感覚として好み、全てに対して立派な人として信用します。
明朗さが消えおどおどした曇った感じがしたら要注意です。
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